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あいうべ体操の概要と特徴
【開発者と開発の経緯】
このアプリで実践する体操の名前は「あいうべ体操」です。福岡市博多区の「みらいクリニック」院長今井一彰先生(内科医)が開発された口呼吸を鼻呼吸に改善していく簡単な口の体操です。
今井先生は内科医として、リウマチの患者さんには独特な口臭があることに気づかれて開発されたとのことです。
【あいうべ体操の概要】
私は今井先生の著作「あいうべ体操と口テープが病気を治す!鼻呼吸なら薬はいらない」を拝見してこの体操を始め、アプリも作ったのですが、この書籍に関するAmazon社での説明と目次で、この体操の概要はお分かり頂けると思います。
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あなたの呼吸は間違っている!
アトピーから喘息、歯周病、リウマチ、うつまで、呼吸を口から鼻に変えるだけでみるみる良くなる。薬に頼らず万病の元を断つ、医学界も大注目の健康プログラム。
小学校のインフルエンザ罹患率を大幅に下げた、話題の「あいうべ体操」公式本。
目次
はじめに
第1章 口呼吸は災いの元である
病気の7割は口呼吸が原因/口呼吸の弊害に気づいた、患者さんの「におい」/リウマチ、アトピー、喘息……すべて口呼吸が原因だった/口呼吸と鼻呼吸はどう違う?/口呼吸は人間だけの悪癖/鼻呼吸の大切さを説いた古人の知恵/口呼吸は「免疫システム」と「メンタル」を壊す
第2章 口呼吸から生まれる「病の連鎖」
口呼吸はなぜ免疫システムを壊すのか/自律神経と免疫のバランスが崩れると……/交感神経と副交感神経、どちらに傾いても病気になる/メンタルがダメージを受ける理由/セットになりがちな「アトピー」と「うつ」/パニック障害と多動も口呼吸から/鼻炎が口呼吸を招き、口呼吸が鼻炎を招く!?/歯肉炎とペリオ(歯周病)――急性炎症と慢性炎症/口や喉で繰り返される炎症が万病を招く/腎炎、気管支炎、肝炎も!?口から始まる病巣疾患「/元凶」を叩いて、薬が薬を呼ぶ悪循環を断とう
第3章 鼻呼吸は健康を取り戻すスイッチ
呼吸するための器官、鼻を使おう/鼻呼吸でゴミやアレルゲンを徹底除去「/正しい鼻呼吸」をすれば鼻も身体も冷えない/冷たい空気が、鼻腔内でマイルドに/頭寒足熱と頭熱足寒、どちらがいいですか「?/鼻から吸う」だけでなく「鼻から吐く」のも大事/そもそも、なぜ鼻の穴は2つあるのか/鼻呼吸は、口の中にもメリットをもたらす/鼻呼吸の習慣があれば、歯並びも良くなる!/口で吸うより苦しいのにも意味がある!
第4章 「あいうべ体操」&「口テープ」で始まる鼻呼吸生活
始めたその日から変わる!あいうべ体操「/口周り+顔・舌・首」を徹底トレーニング!/体操で〝隠れ口呼吸〟を改善しよう/意外なところでわかる、口呼吸の特徴/とにかく舌を鍛えるのが決め手!/「口を閉じる」&「舌を上げる」、どちらが欠けてもNG「/え~」ではなく「べ~」に意味アリ/5秒のワンセットを30~60回。時間もお金もかからない!/おすすめは入浴時。寒い外気の中では避ける/寝ている間は「口テープ」が必需品/うつぶせ寝は鼻呼吸の敵「/睡眠時無呼吸症候群」とうつぶせ寝との関係/鼻づまり対策1ツボ押し/鼻づまり対策2馬油/アレンジ版1「いーうー体操」が便秘に効く!?/アレンジ版2「歯磨きあいうべ」/予想外の「美容効果」――美アゴになる!顔がスッキリ!/肩こり、冷え、高血圧、痔まで治った例も
第5章 「口呼吸グセ」を直して鼻呼吸を定着させよう
スポーツと口呼吸――アスリートは「健康的」か?/水泳は敵?それとも味方?/楽しく吹奏楽を始めたはずが不登校に!?/おしゃべり好きな人は要注意/妊娠、出産がきっかけになることも/マスクは身体を守るもの、と思いきや……/足の指、きちんと伸びていますか「?/ひろのば体操」で身体のクセをしっかり矯正!/ため息を付きたくなったら、鼻で勢いよく「/身体の使い方を間違いやすい自分」を認識しよう
第6章 鼻呼吸生活のコツとさらに効果を高めるワザ
鼻呼吸にシフトすると出てくる変化を意識しよう/三日坊主防止!鏡に「口閉じる」の札を貼れ/カレンダー・時計・パソコンの位置にひと工夫/ガムを噛んで「舌圧」をトレーニング「/鼻うがい」で上咽頭をきれいにしよう/リラックスしたいときは「交互調息法」/噛むときはあごの両側を使おう/食べものの飲み込み方=「嚥下癖」に注意/甘いものを食べ過ぎると効果激減!
第7章鼻呼吸で健康を取り戻せた! ~実例集~
皮膚の疾患への「あいうべ効果」は早く出る/しつこいアトピーから「脱ステ」に成功/長年悩んだ皮膚疾患があっという間に治った「/これが治るなら、これも治る」?で全面快癒/うつ状態、リストカットもピタリと止まる/直接診察していなくても……/小学校での「あいうべ指導」でインフルエンザ激減/来院した患者さんの体験談から
おわりに
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【この体操の特徴】
この体操の目的は口呼吸を鼻呼吸に変えるためのものです。口の周り、顔、首、そして舌の筋肉を鍛えて、自然と鼻呼吸に変えることを狙っています。その体操は簡単で自宅でできるものです。特に道具も必要なく、費用も掛からないことです。
余り知られていないのですが、口で行う口呼吸はびっくりするほど弊害があり、病気の原因になっています。歯の病気は歯を磨くだけでは防げないのです。口呼吸を止めなければなりません。その為、この「あいうべ体操」は歯科医師も推奨するひとが多いのです。本来、多くの内科医が、口呼吸が原因で病気が起きていることを認識して、薬を使わずに病気を治す方法にもっと注意して欲しいと思います。
【唇テープ】
唇テープ(または口テープという)は今井先生が提唱している睡眠中の鼻呼吸を確保するためのテープです。
昼間あいうべ体操で口呼吸を抑えても寝てから口が開いては効果が半減です。そこで、寝ている間は10〜20ミリの医療用テープで唇に縦に貼る唇テープを推奨しています。市販品でこの目的で作られた唇テープがあります。唇テープで検索すると通販で工夫を凝らした様々なものが売っています。
なお、唇テープは一時的な対策です。自力で口が閉じられれば、寝ている間も閉じます。
このアプリは、眠る時に唇テープを使用したか・しなかったかの記録をする機能も持っています。「本日の記録」画面で唇テープの選択ボタンを選ぶと記録ができ、実践記録一覧表に記載されます。