著者と読者を直接結びつけるシステム
従来は商業出版と呼ばれるシステムで編集者が出版社の了解のもとリスクを負って著者を選定して技術書を出版していました。電子書籍の技術ができて、デジタル版の場合は、著者も自由にコンテンツを制作して直接読者に販売することもできるようになりました。
著者への詳細な助言と印刷・即売会が完備した
しかし、紙の本でないと著者も読者も出版した気分にならないのです。そこで、有志が45年近い歴史をもつ日本最大の同人誌即売会「コミケ」の技術書版として2016年より始めたのです。技術書展7は2019年9月22日に池袋サンシャインで開催されましたが、一万人が来場しました。あまりにも人気が高く出展者はくじ引きで選定されるほどです。技術書典7にはトミ爺も参加してBook01を即売しました。
これはまさに革命です。出版社が目もくれない 技術が世に出ます
ネットを有効活用して、あらゆるところのコスト削減が実現しています。印刷に詳しくない執筆者には下記のようなサービスが提供されています。
- ブログやtwiterを通じて数々の経験談が語られています
- Word の設定まで含めた詳しい出典準備の書籍もあります
- 公式印刷屋さんが2社あり入稿のフォーマット、価格の目安など解説がネット上にあります
- 公式印刷屋さん以外にも多数の印刷所も名乗りを上げています
- 説明会や技術書典7サークル連絡会もあり、具体的な助言も得られます
技術書典8は開催が中止されました。
2020.2.29/3.1に池袋サンシャインで開催が予定されました。トミ爺も出展すべくBook02を準備したのですが、新型ウイルスの危険がでた為開催が中止されました。そこで、トミ爺は編集・印刷を続けてAmazonでの販売を試みました。
コロナも下火になり技術書展14が開催されました。
2023.5.21池袋サンシャイン会場で実施される運びになりました。関係者一同のご努力に敬意を表します。技術書展14
それに併せて急遽ChatGPTのガイドブックを執筆しました。88歳になりリハビリセンターに通いながらの強行軍でした。お陰様でなんとか間に合いました。長女の画像処理、Wordの構成修正、網掛けなど献身的な協力で間に合ったのです。感謝!
会場では孫の東京工業大学後輩とその母親、私の次女が助けてくれます。